2008.04.16 (Wed)
「考える」ということ
私にとって、4月5月は嫌な月です。
なぜかって、怪我が多いのです。
数年前、4月に左足の親指の骨折(全治2か月)
一昨年、5月連休に左足捻挫(全治1か月)
そして、昨日、また、やっちゃいました。
オイリュトミー(音楽や言葉によって、動いていく運動. 芸術です)の練習をしていて、
stabという銅でできたつえのような棒を左足小指に落としてしまったのです。
あまりに痛いので、夕方病院に行きました。
骨折はしていませんでしたが、
打撲で、「しばらく痛いですよ」とドクターはにこやかに言ってくれました。
痛いので、歩く歩数をなるべく減らして家事をしようとすると、
良く考えてから動かなくてはなりません。
昔、ウィーンのおばさん達が良く私に
「良く考えて行動するのです。
無駄なことをしないで済むように」
と言っていましたが、ふだんからよぶんに動く癖のついている私には、
なかなかできないものでした。
よーするに何も考えないでとりあえず動くのです、私は。
状況が状況なので実践しようとすると、
意外と難しい・・・キッチンからダイニングに行く動作をするのに、
色々考えて、無駄のないように仕事をします。
次の場所に移動したらそこでできる限りの用を片付けます。
「考えて行動する」ということは、
無駄のない動きの他に、時間の節約、
そして、仕事をよりよくすることができるのですよ!
良く、ピアノを弾いていて「考えて弾きなさい」というけれど、
それも、一緒。
無駄な練習、無駄な動き、無駄な音を省いて、
より良い音、良い音楽を考えてそこに向かって練習するのが理想なんですよね。
しかし、足のけがも3度目。
毎回、動けなくなると、ドイツ語圏人種の無駄のない動きを
思い浮かべるのですが、
身についていないことに気が付く私です。
今回は全治1週間だわ・・・
ああ、痛い
なぜかって、怪我が多いのです。
数年前、4月に左足の親指の骨折(全治2か月)
一昨年、5月連休に左足捻挫(全治1か月)
そして、昨日、また、やっちゃいました。
オイリュトミー(音楽や言葉によって、動いていく運動. 芸術です)の練習をしていて、
stabという銅でできたつえのような棒を左足小指に落としてしまったのです。
あまりに痛いので、夕方病院に行きました。
骨折はしていませんでしたが、
打撲で、「しばらく痛いですよ」とドクターはにこやかに言ってくれました。
痛いので、歩く歩数をなるべく減らして家事をしようとすると、
良く考えてから動かなくてはなりません。
昔、ウィーンのおばさん達が良く私に
「良く考えて行動するのです。
無駄なことをしないで済むように」
と言っていましたが、ふだんからよぶんに動く癖のついている私には、
なかなかできないものでした。
よーするに何も考えないでとりあえず動くのです、私は。
状況が状況なので実践しようとすると、
意外と難しい・・・キッチンからダイニングに行く動作をするのに、
色々考えて、無駄のないように仕事をします。
次の場所に移動したらそこでできる限りの用を片付けます。
「考えて行動する」ということは、
無駄のない動きの他に、時間の節約、
そして、仕事をよりよくすることができるのですよ!
良く、ピアノを弾いていて「考えて弾きなさい」というけれど、
それも、一緒。
無駄な練習、無駄な動き、無駄な音を省いて、
より良い音、良い音楽を考えてそこに向かって練習するのが理想なんですよね。
しかし、足のけがも3度目。
毎回、動けなくなると、ドイツ語圏人種の無駄のない動きを
思い浮かべるのですが、
身についていないことに気が付く私です。
今回は全治1週間だわ・・・

ああ、痛い
2007.12.01 (Sat)
一年経ちました
12月1日、今日でブログ開設して、一年になります。
ゆっくり、ゆったりの記事UPですが、
これからもよろしくお願いします。



1周年を記念して(?)ブログのデザインを変えてみました。
あちこちいじってみましたが、どうも設定がよくわかりません
ゆっくり、ゆったりの記事UPですが、
これからもよろしくお願いします。



1周年を記念して(?)ブログのデザインを変えてみました。
あちこちいじってみましたが、どうも設定がよくわかりません

2007.11.27 (Tue)
ヤマハ逆転?
今朝の時事通信ニュースです。
****コピー***
2007/11/27-07:38 ヤマハが逆転買収へ=ピアノ名門ベーゼンドルファー−英タイムズ紙報道
【ロンドン26日時事】26日付の英紙タイムズは東京発で、ヤマハ〈7951〉が世界屈指のピアノ製造会社、オーストリアのベーゼンドルファーを買収する見通しになったと報じた。
**********************
どこの会社が買い取っても、
あの音を残してほしい・・・
願いはそれだけです。
サンタさんにべーゼン一台お願いしたいです。
****コピー***

2007/11/27-07:38 ヤマハが逆転買収へ=ピアノ名門ベーゼンドルファー−英タイムズ紙報道
【ロンドン26日時事】26日付の英紙タイムズは東京発で、ヤマハ〈7951〉が世界屈指のピアノ製造会社、オーストリアのベーゼンドルファーを買収する見通しになったと報じた。
**********************
どこの会社が買い取っても、
あの音を残してほしい・・・
願いはそれだけです。
サンタさんにべーゼン一台お願いしたいです。
2007.11.18 (Sun)
Bösendorfer ベーゼンドルファー
今日、ウィーンのピアノメーカーである「ベーゼンドルファー」が売却されることになり、
数日内にも買収先が決まるというニュースを見ました。
初めてべーゼンドルファーのピアノを触ったのはウィーンに行ってからでした。
試験の時、スタインウェイかヤマハかべーゼンのどれかを選べたのです。
ウィーンの音大のレッスン室にも、下宿先にもべーゼンドルファーの
ピアノが入っていましたし、
先生のお宅には8オクターブあるべーゼンドルファーのグランドがありました。
たしか、4年に一度ウィーンで開かれるベートーベンコンクールの賞品も
べーゼンドルファーのグランドピアノでした。
(今はどうかしら・・・?)
ウィーナートーンと呼ばれるやわらかな音色。
特に「至福のピアニッシモ」と言われる美しい響き。
高音部がキンキンしない伸びのある音色。
けっして、きらびやかではないけれど、やさしい音が大好きでした。









1828年の創業から今日まで制作数は約47,000台だそうです。
作品に使用される主要な木材は上質のスプルース材(松科トウヒ属の常緑針葉樹)で、
山の北側の斜面に根を下ろしてから90年かけて樹高30メートルの成木となるそうで、
その成木を真冬に限定して伐採し、そのうちの20%に当たる約6メートルのAクラスのみが
ベーゼンドルファーのピアノになるため、5年間の屋外乾燥へ移り、
その後の製作には1年3ヶ月ほどかかるそうで、
1台のグランドピアノを作るのには森での時間を含むと
100年近い時間がかかるのですね。
より多くのピアノをつくるならば、森の再生に必要なサイクルを上回って伐採するか、
Bクラスの素材をも使用することになるのですが、
そのどちらも頑固にしなかったので希少価値の高い楽器になっていると聞きました。
この話を聞いた時に、ああだから、森の時間の音がするんだと、思いました。









あの、フランツ・リストが、ウィーンでリサイタルをするとき、
彼のすごい腕力では2,3曲も弾くと、ピアノが調子悪くなって演奏不能になってしまうのに、
ベーゼンドルファーのピアノはリストのタッチに耐え、演奏会終了後も音が狂っていなかったそうです。
リストは後で、べーゼンドルファーに「すばらしいピアノだ」という手紙をおくったそうです。
どこの会社が回収するかわかりませんが、
どうか、あの音を守ってほしいものです。
宝くじでも当たったら、一台欲しいな〜っと思っていたのに、残念
もっとも、日本の湿気の多い空気の中では、あの、美しい本物のウィーナートーンは
響かないかもしれませんね。






11月23日追記
Brodmann Pianos of Vienna社が買いとったようです。
同じ国内の会社で、よかったかもしれません。
数日内にも買収先が決まるというニュースを見ました。
初めてべーゼンドルファーのピアノを触ったのはウィーンに行ってからでした。
試験の時、スタインウェイかヤマハかべーゼンのどれかを選べたのです。
ウィーンの音大のレッスン室にも、下宿先にもべーゼンドルファーの
ピアノが入っていましたし、
先生のお宅には8オクターブあるべーゼンドルファーのグランドがありました。
たしか、4年に一度ウィーンで開かれるベートーベンコンクールの賞品も
べーゼンドルファーのグランドピアノでした。
(今はどうかしら・・・?)
ウィーナートーンと呼ばれるやわらかな音色。
特に「至福のピアニッシモ」と言われる美しい響き。
高音部がキンキンしない伸びのある音色。
けっして、きらびやかではないけれど、やさしい音が大好きでした。









1828年の創業から今日まで制作数は約47,000台だそうです。
作品に使用される主要な木材は上質のスプルース材(松科トウヒ属の常緑針葉樹)で、
山の北側の斜面に根を下ろしてから90年かけて樹高30メートルの成木となるそうで、
その成木を真冬に限定して伐採し、そのうちの20%に当たる約6メートルのAクラスのみが
ベーゼンドルファーのピアノになるため、5年間の屋外乾燥へ移り、
その後の製作には1年3ヶ月ほどかかるそうで、
1台のグランドピアノを作るのには森での時間を含むと
100年近い時間がかかるのですね。
より多くのピアノをつくるならば、森の再生に必要なサイクルを上回って伐採するか、
Bクラスの素材をも使用することになるのですが、
そのどちらも頑固にしなかったので希少価値の高い楽器になっていると聞きました。
この話を聞いた時に、ああだから、森の時間の音がするんだと、思いました。









あの、フランツ・リストが、ウィーンでリサイタルをするとき、
彼のすごい腕力では2,3曲も弾くと、ピアノが調子悪くなって演奏不能になってしまうのに、
ベーゼンドルファーのピアノはリストのタッチに耐え、演奏会終了後も音が狂っていなかったそうです。
リストは後で、べーゼンドルファーに「すばらしいピアノだ」という手紙をおくったそうです。
どこの会社が回収するかわかりませんが、
どうか、あの音を守ってほしいものです。
宝くじでも当たったら、一台欲しいな〜っと思っていたのに、残念

もっとも、日本の湿気の多い空気の中では、あの、美しい本物のウィーナートーンは
響かないかもしれませんね。






11月23日追記
Brodmann Pianos of Vienna社が買いとったようです。
同じ国内の会社で、よかったかもしれません。
2007.08.10 (Fri)
「キング・アーサー」というゲーム
キング・アーサーと聞いて、
イギリスの「アーサー王伝説」を思い出す方は、イギリス通
の方ですね。
キングアーサー→聖剣→テレビゲーム
の「聖剣伝説」を思い出す方は、
けっこうなゲーマーです。
(ハイ!
私です。特にスーパーファミコンの「聖剣伝説2」が好きでした)
ドイツボードゲームの「キングアーサー」を思い浮かべる方は、ボードゲーム通です。
(ハイハイ!
私です。ドイツのボードゲームを愛してます!20個ほど所有しています!)
さて、今日は音楽
から少し離れて、ドイツのボードゲームのお話です。
コーヒー
はキリマンジェロで・・・(意味はありません。好きなだけ)
*
*
*
*
もともとチェスやオセロ、トランプなどのゲーム類(TVゲームも)が好きな私。
ある年のお正月用に「すごろく」や「人生ゲーム」以外の
ゲームはないかと探したのがきっかけです。
行き着いたのはドイツのボードゲームでした。
この20年間、日本の遊びがTVゲームのようにデジタル化していく中で
ドイツ
は頑固に(^^)アナログ路線を進み、
年間数百点ものボードゲームが生まれ
その中から、名作といわれるゲームも誕生しました。
ドイツのボードゲームのほとんどは「人生ゲーム」のように
「運」だけでは勝てません。
策略、知恵を必要とします。たまに度胸も必要です。
さて、「キング・アーサー」(King Arthur Kartenspiel)という、
ドイツのボードゲームは、
いつも買いに行く水道橋のメビウス ゲームズの店長さんが、
勧めてくれて購入したものです。
こちら、アマゾンでも売っています。
ドイツのボードゲームメーカーでは
ドイツ最大のRavensburger(ラベンスバーガー)社のゲームで
デザイナーは数学者でもあるReiner Knizia(ライナー・クニッツィア)氏。
ドイツのボードゲームには、デザイナーの名前が書かれています。
年齢対象は「8〜99歳」

この表示を見ても、ドイツのボードゲームが子供だけでなく、大人も遊べるものだとわかります。
ドイツのボードゲームで「10歳〜」と書かれているものは、そこそこドイツのゲームに慣れていないと難しいです。
この「キングアーサー」は2〜5人まで遊べて、2人でも面白く遊べるのが特徴です。
トランプで2人でババ抜きするような、
2人からと書いてあって、たとえ遊べても、面白くないゲームもあるし、
2人で遊ぶ時は特別ルールを作らなくてはならないものもあるのですが、このゲームは別です。
何といっても、TVゲームと違って、相手がいなくてはできないボードゲーム。
ゲームの相手をしてくれるメンバーを集めるのが現代では難しいので・・・
<ゲームの背景>
アーサー王はブリタニカを治めていました
彼の円卓の12人の騎士たちは、
忠誠を誓い、聖杯を探す旅に出るという世俗の義務を負っています
彼らの長い探索の間には、危険な戦闘や様々な冒険を経験し、
これにより名声と栄誉を獲得していきます
カードは大きく分けて3種類。
騎士カード・敵カード・冒険カードがあります。
騎士カード(マーリンを含む)を使って、敵カードを取り、
敵カードのポイントで、冒険カードを獲得します。
それぞれの冒険カードには数字が書いてあり、
その数の合計の得点の高い人の勝ちです。

↑騎士カードとマーリン

↑敵カード

↑冒険カード
13枚の冒険カードにはいろいろな冒険がかかれています。
「聖杯」「城」「エクスカリバー」「猛獣退治」「漁師の王」
「御前試合」「Sachsenとの戦い」「山賊との戦い」
「バイキングとの戦い」「海のモンスター」
「国王の印」「緑の騎士」「財宝」
もちろん、「アーサー王
伝説」を知らなくても、ゲームは楽しめます。
このゲームを買った時点で私もちゃんと読んでいませんでしたから、
「こんな話だったっけ〜?」なんて思いながらプレイしていました。
でも、本を読んでからこのゲームをすると、
世界観が広がって、楽しさは倍増しますね。
点数に関係なく「緑の騎士」カードを欲しくなったり・・・
上の写真数字が13のがそうです。
(この話、好きです
)
ドイツのボードゲームには、そのゲームのそれぞれの世界観があり、
また、コンポーネントが美しいです。
キャラクターに頼らず、(ほら、日本のすごろくやオセロにドラえもんの柄が付いているような・・・)
駒は紙か木製が多く、(たまに、プラスチックもありますが)
また、どのゲームも箱の中にきちんと納まってくれるのです。
同じくドイツのQUEEN GAMESのは箱がやたら大きくて、
収納場所にこまるものもありますが・・・(笑)
そして、ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)というのがあります。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』に書かれています。
こちら→
ボードゲーム界のアカデミー賞みたいなものです。
審査員が密室に閉じこもって、その年に出たボードゲームをひたすらプレイして、決めるそうです。
大賞を取ったゲームにはこんなマークが付きます。
一番古いので知っているのは79年に受賞した「うさぎとはりねずみ」です。(持っていませんが、昨日お店には並んでいましたのでまだ売っています)
かードゲーム類と2人用ゲームはなかなか受賞できないようで、
この「キングアーサー」もこんなに面白いのに、受賞していません。

その結果メーカーからお金をもらい独立資本でやっているようで、
メーカーの広告にはならず、
どこかの国みたいに、すぐに企業がお金を出して買収して、
メーカーの都合のいいように選ばせるなんてことをしないところは
ドイツ人の誇りの高さがうかがえますね。
だから、弱小メーカーから大賞が出たりもします。
そして、選ばれるゲームはヘビーゲーマー好みに偏らず、
いろいろなゲームを選んでいるあたりもすごいな〜と思います。
特に直接プレイヤーを叩く攻撃的なものは選ばれないようです。
これはドイツゲームの理念に、 「共存」というのがあるからだそうです。
ボードゲームに対する、ドイツ人の意気込みというか、
自分たちや子供たちのためにこういうものを守ろうとする頑固さもうかがえます。
そして、大人が夢中になって何度も何度も遊んでも耐えられる面白さがあります。
ドイツ人がボードゲームを「子どものおもちゃ」「売れれば良い」みたいに思っていないところが好きです。

暑い夏。
冷房の利いたお部屋で、気の合う人と、
ドイツのボードゲームをプレイするのはいかがでしょうか?
クラシック音楽でも聴きながら・・・
イギリスの「アーサー王伝説」を思い出す方は、イギリス通
の方ですね。キングアーサー→聖剣→テレビゲーム
の「聖剣伝説」を思い出す方は、けっこうなゲーマーです。
(ハイ!
私です。特にスーパーファミコンの「聖剣伝説2」が好きでした)ドイツボードゲームの「キングアーサー」を思い浮かべる方は、ボードゲーム通です。
(ハイハイ!

私です。ドイツのボードゲームを愛してます!20個ほど所有しています!)さて、今日は音楽
から少し離れて、ドイツのボードゲームのお話です。コーヒー
はキリマンジェロで・・・(意味はありません。好きなだけ)
*
*
*
*
もともとチェスやオセロ、トランプなどのゲーム類(TVゲームも)が好きな私。
ある年のお正月用に「すごろく」や「人生ゲーム」以外の
ゲームはないかと探したのがきっかけです。
行き着いたのはドイツのボードゲームでした。
この20年間、日本の遊びがTVゲームのようにデジタル化していく中で
ドイツ
は頑固に(^^)アナログ路線を進み、年間数百点ものボードゲームが生まれ
その中から、名作といわれるゲームも誕生しました。
ドイツのボードゲームのほとんどは「人生ゲーム」のように
「運」だけでは勝てません。
策略、知恵を必要とします。たまに度胸も必要です。
さて、「キング・アーサー」(King Arthur Kartenspiel)という、
ドイツのボードゲームは、
いつも買いに行く水道橋のメビウス ゲームズの店長さんが、
勧めてくれて購入したものです。
こちら、アマゾンでも売っています。
![]() | キングアーサー () Ravensburger この商品の詳細を見る |
ドイツのボードゲームメーカーでは
ドイツ最大のRavensburger(ラベンスバーガー)社のゲームで
デザイナーは数学者でもあるReiner Knizia(ライナー・クニッツィア)氏。
ドイツのボードゲームには、デザイナーの名前が書かれています。
年齢対象は「8〜99歳」

この表示を見ても、ドイツのボードゲームが子供だけでなく、大人も遊べるものだとわかります。
ドイツのボードゲームで「10歳〜」と書かれているものは、そこそこドイツのゲームに慣れていないと難しいです。
この「キングアーサー」は2〜5人まで遊べて、2人でも面白く遊べるのが特徴です。
トランプで2人でババ抜きするような、
2人からと書いてあって、たとえ遊べても、面白くないゲームもあるし、
2人で遊ぶ時は特別ルールを作らなくてはならないものもあるのですが、このゲームは別です。
何といっても、TVゲームと違って、相手がいなくてはできないボードゲーム。
ゲームの相手をしてくれるメンバーを集めるのが現代では難しいので・・・
<ゲームの背景>
アーサー王はブリタニカを治めていました
彼の円卓の12人の騎士たちは、
忠誠を誓い、聖杯を探す旅に出るという世俗の義務を負っています
彼らの長い探索の間には、危険な戦闘や様々な冒険を経験し、
これにより名声と栄誉を獲得していきます
カードは大きく分けて3種類。
騎士カード・敵カード・冒険カードがあります。
騎士カード(マーリンを含む)を使って、敵カードを取り、
敵カードのポイントで、冒険カードを獲得します。
それぞれの冒険カードには数字が書いてあり、
その数の合計の得点の高い人の勝ちです。

↑騎士カードとマーリン

↑敵カード

↑冒険カード
13枚の冒険カードにはいろいろな冒険がかかれています。
「聖杯」「城」「エクスカリバー」「猛獣退治」「漁師の王」
「御前試合」「Sachsenとの戦い」「山賊との戦い」
「バイキングとの戦い」「海のモンスター」
「国王の印」「緑の騎士」「財宝」
もちろん、「アーサー王
伝説」を知らなくても、ゲームは楽しめます。このゲームを買った時点で私もちゃんと読んでいませんでしたから、
「こんな話だったっけ〜?」なんて思いながらプレイしていました。
でも、本を読んでからこのゲームをすると、
世界観が広がって、楽しさは倍増しますね。
点数に関係なく「緑の騎士」カードを欲しくなったり・・・
上の写真数字が13のがそうです。
(この話、好きです
)ドイツのボードゲームには、そのゲームのそれぞれの世界観があり、
また、コンポーネントが美しいです。
キャラクターに頼らず、(ほら、日本のすごろくやオセロにドラえもんの柄が付いているような・・・)
駒は紙か木製が多く、(たまに、プラスチックもありますが)
また、どのゲームも箱の中にきちんと納まってくれるのです。
同じくドイツのQUEEN GAMESのは箱がやたら大きくて、
収納場所にこまるものもありますが・・・(笑)
そして、ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)というのがあります。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』に書かれています。
こちら→
ボードゲーム界のアカデミー賞みたいなものです。
審査員が密室に閉じこもって、その年に出たボードゲームをひたすらプレイして、決めるそうです。
大賞を取ったゲームにはこんなマークが付きます。
一番古いので知っているのは79年に受賞した「うさぎとはりねずみ」です。(持っていませんが、昨日お店には並んでいましたのでまだ売っています)
かードゲーム類と2人用ゲームはなかなか受賞できないようで、
この「キングアーサー」もこんなに面白いのに、受賞していません。

その結果メーカーからお金をもらい独立資本でやっているようで、
メーカーの広告にはならず、
どこかの国みたいに、すぐに企業がお金を出して買収して、
メーカーの都合のいいように選ばせるなんてことをしないところは
ドイツ人の誇りの高さがうかがえますね。
だから、弱小メーカーから大賞が出たりもします。
そして、選ばれるゲームはヘビーゲーマー好みに偏らず、
いろいろなゲームを選んでいるあたりもすごいな〜と思います。
特に直接プレイヤーを叩く攻撃的なものは選ばれないようです。
これはドイツゲームの理念に、 「共存」というのがあるからだそうです。
ボードゲームに対する、ドイツ人の意気込みというか、
自分たちや子供たちのためにこういうものを守ろうとする頑固さもうかがえます。
そして、大人が夢中になって何度も何度も遊んでも耐えられる面白さがあります。
ドイツ人がボードゲームを「子どものおもちゃ」「売れれば良い」みたいに思っていないところが好きです。

暑い夏。
冷房の利いたお部屋で、気の合う人と、
ドイツのボードゲームをプレイするのはいかがでしょうか?
クラシック音楽でも聴きながら・・・


