2008.01.17 (Thu)
ねずみのエチュード
年が明けて、半月経ちましたね。
今年はねずみ年なので、
ねずみにちなんだピアノ曲・・・と思ったのですが、
意外とないですねぇ(あたりまえか・・・?)
白鳥とか、蝶々とかならまだしも・・・ねずみはね(笑)
そんなこと考えていて、ふと思い出したのが、
漫画「神童」のエピソード。
主人公 うた(成瀬うた) に大学受験曲である、ショパンのエチュードを音大浪人生のワオ(菊名和音)が弾くところでのうたのセリフ。
ショパンのエチュード?どらどら
私が「サーカスって呼んでるやつだ
右手がコマネズミみたいに動き回る
42小節目
左手もネズミになって走り出すところ・・・
たしかにそう言われると、ネズミっぽい?かしら?
もっと違うイメージをもっていたのですが・・・








この曲にはちょっと思い出がありまして・・・
ザルツブルグに行ったばかりの頃、部屋が見つかるまで、学生寮にいました。
そこは、いろいろな国の学生がいろいろな勉強に来ていました。
ピアノ室があって、あいているときは自由に練習することができたのですが、
弾いていると「聞いてても良い?」と他の学生が部屋に入ってくるのです。
音楽関係ではない学生なのですが。
日本では一人で練習することに慣れていたので、ちょっと戸惑いました。
そんな中で集中するのも困難だったり、人に聞かせるということに躊躇したり・・・
ある日、このエチュードを弾いていたら、
スイス人の学生が入ってきて(女の子)聞いていたのです。
そのうち、けらけらと笑うので、びっくりして振り返ると、
「この曲、おもしろい!楽しいね〜、左手の感じがおもしろいわ〜何の曲?」
というので
「ショパンのエチュード」と答えると
「ふ〜ん、そうなんだ、ありがと、じゃね」と出て行きました。
エチュードを目を吊り上げて練習していた私には
「楽しい」「おもしろい」などと感じることがなかったので、
ショックでした。
こんな風に音楽を感じることって、できるんだと初めて知った瞬間でした。








こちらポリーニのCDです。
視聴できますので、このエチュード知らない方はぜひ8番を聞いてみてくださいね。
今年はねずみ年なので、
ねずみにちなんだピアノ曲・・・と思ったのですが、
意外とないですねぇ(あたりまえか・・・?)
白鳥とか、蝶々とかならまだしも・・・ねずみはね(笑)
そんなこと考えていて、ふと思い出したのが、
漫画「神童」のエピソード。
主人公 うた(成瀬うた) に大学受験曲である、ショパンのエチュードを音大浪人生のワオ(菊名和音)が弾くところでのうたのセリフ。
ショパンのエチュード?どらどら
私が「サーカスって呼んでるやつだ
右手がコマネズミみたいに動き回る
42小節目
左手もネズミになって走り出すところ・・・
たしかにそう言われると、ネズミっぽい?かしら?
もっと違うイメージをもっていたのですが・・・








この曲にはちょっと思い出がありまして・・・
ザルツブルグに行ったばかりの頃、部屋が見つかるまで、学生寮にいました。
そこは、いろいろな国の学生がいろいろな勉強に来ていました。
ピアノ室があって、あいているときは自由に練習することができたのですが、
弾いていると「聞いてても良い?」と他の学生が部屋に入ってくるのです。
音楽関係ではない学生なのですが。
日本では一人で練習することに慣れていたので、ちょっと戸惑いました。
そんな中で集中するのも困難だったり、人に聞かせるということに躊躇したり・・・
ある日、このエチュードを弾いていたら、
スイス人の学生が入ってきて(女の子)聞いていたのです。
そのうち、けらけらと笑うので、びっくりして振り返ると、
「この曲、おもしろい!楽しいね〜、左手の感じがおもしろいわ〜何の曲?」
というので
「ショパンのエチュード」と答えると
「ふ〜ん、そうなんだ、ありがと、じゃね」と出て行きました。
エチュードを目を吊り上げて練習していた私には
「楽しい」「おもしろい」などと感じることがなかったので、
ショックでした。
こんな風に音楽を感じることって、できるんだと初めて知った瞬間でした。








こちらポリーニのCDです。
視聴できますので、このエチュード知らない方はぜひ8番を聞いてみてくださいね。
2007.02.04 (Sun)
虹のプレリュード
少し落ち着いてきましたので、ネット復帰します。
バタバタしていて、1月28日のバレンボイムのTVは見損ねてしまいました
昨日はまったく違う番組になっていましたから、あのシリーズは先週で終わりだったのでしょうか・・・残念
先週、一度取り下げた記事をUPしますね。
また、コーヒーでも飲みながらお付き合いくださいませ
*****
手塚治虫という漫画家をご存知でしょうか?
「鉄腕アトム」や「ブラックジャック」「ジャングル大帝レオ」などのマンガを書いた人です。
何を隠そう(隠していないけれど)手塚ファンの あるまんどです。
手塚治虫が大阪大学医学専門部卒業で医学博士だと言う経歴は有名なので知っていましたが(だから「ブラックジャック」は医療的裏づけがあるそうです)
彼が、少年時代からピアノに親しみ、かなりの腕前であり、音楽を愛していたと言うのは、つい最近まで知りませんでした。
手塚治虫原作の映画「どろろ」が公開したと言うので、
なんとなく、お店で漫画の棚をみていたら、手塚治虫の「マンガ音楽館」というコミックを発見。
手塚漫画はほとんど読んでいるし、読んでいなくても、題名くらいは知っているのに、「これは見たことないぞ」と手に取ったら、なんと、手塚作品の中から、音楽に関する物を集めた作品集でした。
《内容》 第一楽章に音楽家を巡る伝記的作品
「虹のプレリュード」(ショパン)
「雨のコンダクター」(バーンスタイン)
第二楽章にはさまざまなジャンルの音楽をテーマにした作品
「0次元の丘」
「白くじゃくの歌」
「うたえペニーよ」
「てんてけマーチ」
「おけさのひょう六」
「がらくたの詩」
第三楽章に楽器にまつわる作品と音楽エッセイ
「ミッドナイト/四月一日」
「ロップくん/催眠ラッパ」
「『フィガロの結婚』と私」(エッセイ)
「ぼくとチャイコフスキー」(エッセイ)
「ふたつのバッハ」(エッセイ)
「鳥人大系 トゥルドス・メルラ・サピエンス(ブラックバード)」
「ブラック・ジャック ストラディバリウス」
さて、その中でショパンを描いた「虹のプレリュード」
時は19世紀、ロシアはポーランド侵略をねらっています。
激動の時代を背景に、ワルシャワ音楽院で学ぶ若きショパン。
彼の友人で、ロシアに反発して祖国を救おうと抵抗組織に入り、
音楽院を退学になってしまった、ヨーゼフ。
ヨーゼフをかくまって、愛してしまう、
兄の身代わりとして男のフリをしてワルシャワ音楽院に編入してきたルネ。
恋に、芸術にそして祖国への愛に命を燃やす若き芸術家たちの姿を描いている中編漫画です。
このあらすじを読んで、何かに似ていませんか?って気がついた人いますか?
はい、そうです。「オルフェウスの窓」ですね。
女性なのに男装している主人公。
主人公が恋する、反逆者(こちらはオルフェだとバイオリン科ですね。手塚作品はピアニストですが)
そして、天才ピアニストで作曲科という登場人物、イザークとショパン。
「虹のプレリュード」が週刊少女コミックに連載されたのが75年10月。
「オルフェウスの窓」が週刊マーガレットに連載が始まったのも75年。
偶然なのか、どちらかが意識したのかちょっと不明です。
「虹のプレリュード」に出てくるショパンの作品は
ピアノソナタ作品10 ハ短調
ワルツ 変ニ長調
前奏曲 変ホ長調
革命のエチュード
ピアノソナタは第一番のことでしょう。
ワルツ変ニ長調は「子犬のワルツ」かと思ったら、19歳の時の作品70の3のようです。子犬のワルツはジョルジュサンドの飼っている犬を見て作曲したと言われていますから、ワルシャワ音楽院にいるショパンとサンドは、まだ出会っていませんし・・・
このマンガの中ではショパンが片思いしている女性にプレゼントするために作ったと言うエピソードで出てきます。
前奏曲変ホ長調は特定できませんでした。マンガでは音楽院を卒業してパリに行く時にルネに一緒に行こうと誘い、その時、ショパンはルネにこの曲をパリで最初に弾いてくれと楽譜を渡します。年表を見ても、この時代に書いた前奏曲がわかりません
どなたか知っていたら教えてください。
革命のエチュードこれは有名ですね。
ポーランドを後にした、ショパンは祖国が支配されていたロシア軍に対して反乱(革命)を起こして失敗したという知らせを聞いて、作曲します。マンガではここで、ルネとヨーゼフがロシア軍に殺されてしまいます。
ショパンが革命のエチュードを作曲し弾く場面が最後の5ページを占めていますが、さすが手塚マンガ!迫力あります。
ショパンのCDはこちら
アシュケナージショパン:12の練習曲
ポリーニショパン:12の練習曲
横山幸雄(ピアノ):「別れの曲」〜練習曲(全27曲)
カツァリスショパン:ワルツ集
ダンタイソンショパン:ソナタ全集
手塚氏はこのほかにもべートーベンをモデルにした
ルードウィヒ・B (1)
も、描いています。
バタバタしていて、1月28日のバレンボイムのTVは見損ねてしまいました

昨日はまったく違う番組になっていましたから、あのシリーズは先週で終わりだったのでしょうか・・・残念

先週、一度取り下げた記事をUPしますね。
また、コーヒーでも飲みながらお付き合いくださいませ

*****
手塚治虫という漫画家をご存知でしょうか?
「鉄腕アトム」や「ブラックジャック」「ジャングル大帝レオ」などのマンガを書いた人です。
何を隠そう(隠していないけれど)手塚ファンの あるまんどです。
手塚治虫が大阪大学医学専門部卒業で医学博士だと言う経歴は有名なので知っていましたが(だから「ブラックジャック」は医療的裏づけがあるそうです)
彼が、少年時代からピアノに親しみ、かなりの腕前であり、音楽を愛していたと言うのは、つい最近まで知りませんでした。
手塚治虫原作の映画「どろろ」が公開したと言うので、
なんとなく、お店で漫画の棚をみていたら、手塚治虫の「マンガ音楽館」というコミックを発見。
手塚漫画はほとんど読んでいるし、読んでいなくても、題名くらいは知っているのに、「これは見たことないぞ」と手に取ったら、なんと、手塚作品の中から、音楽に関する物を集めた作品集でした。
![]() | 手塚治虫マンガ音楽館 手塚 治虫 (2002/05) 筑摩書房 この商品の詳細を見る |
《内容》 第一楽章に音楽家を巡る伝記的作品
「虹のプレリュード」(ショパン)
「雨のコンダクター」(バーンスタイン)
第二楽章にはさまざまなジャンルの音楽をテーマにした作品
「0次元の丘」
「白くじゃくの歌」
「うたえペニーよ」
「てんてけマーチ」
「おけさのひょう六」
「がらくたの詩」
第三楽章に楽器にまつわる作品と音楽エッセイ
「ミッドナイト/四月一日」
「ロップくん/催眠ラッパ」
「『フィガロの結婚』と私」(エッセイ)
「ぼくとチャイコフスキー」(エッセイ)
「ふたつのバッハ」(エッセイ)
「鳥人大系 トゥルドス・メルラ・サピエンス(ブラックバード)」
「ブラック・ジャック ストラディバリウス」
さて、その中でショパンを描いた「虹のプレリュード」
時は19世紀、ロシアはポーランド侵略をねらっています。
激動の時代を背景に、ワルシャワ音楽院で学ぶ若きショパン。
彼の友人で、ロシアに反発して祖国を救おうと抵抗組織に入り、
音楽院を退学になってしまった、ヨーゼフ。
ヨーゼフをかくまって、愛してしまう、
兄の身代わりとして男のフリをしてワルシャワ音楽院に編入してきたルネ。
恋に、芸術にそして祖国への愛に命を燃やす若き芸術家たちの姿を描いている中編漫画です。
このあらすじを読んで、何かに似ていませんか?って気がついた人いますか?
はい、そうです。「オルフェウスの窓」ですね。
女性なのに男装している主人公。
主人公が恋する、反逆者(こちらはオルフェだとバイオリン科ですね。手塚作品はピアニストですが)
そして、天才ピアニストで作曲科という登場人物、イザークとショパン。
「虹のプレリュード」が週刊少女コミックに連載されたのが75年10月。
「オルフェウスの窓」が週刊マーガレットに連載が始まったのも75年。
| 虹のプレリュード 手塚 治虫 (1999/12) 講談社 この商品の詳細を見る |
| オルフェウスの窓 (1) 池田 理代子 (1995/07) 集英社 この商品の詳細を見る |
偶然なのか、どちらかが意識したのかちょっと不明です。
「虹のプレリュード」に出てくるショパンの作品は
ピアノソナタ作品10 ハ短調
ワルツ 変ニ長調
前奏曲 変ホ長調
革命のエチュードピアノソナタは第一番のことでしょう。
ワルツ変ニ長調は「子犬のワルツ」かと思ったら、19歳の時の作品70の3のようです。子犬のワルツはジョルジュサンドの飼っている犬を見て作曲したと言われていますから、ワルシャワ音楽院にいるショパンとサンドは、まだ出会っていませんし・・・
このマンガの中ではショパンが片思いしている女性にプレゼントするために作ったと言うエピソードで出てきます。
前奏曲変ホ長調は特定できませんでした。マンガでは音楽院を卒業してパリに行く時にルネに一緒に行こうと誘い、その時、ショパンはルネにこの曲をパリで最初に弾いてくれと楽譜を渡します。年表を見ても、この時代に書いた前奏曲がわかりません
どなたか知っていたら教えてください。革命のエチュードこれは有名ですね。
ポーランドを後にした、ショパンは祖国が支配されていたロシア軍に対して反乱(革命)を起こして失敗したという知らせを聞いて、作曲します。マンガではここで、ルネとヨーゼフがロシア軍に殺されてしまいます。
ショパンが革命のエチュードを作曲し弾く場面が最後の5ページを占めていますが、さすが手塚マンガ!迫力あります。
ショパンのCDはこちら
アシュケナージショパン:12の練習曲
ポリーニショパン:12の練習曲
横山幸雄(ピアノ):「別れの曲」〜練習曲(全27曲)
カツァリスショパン:ワルツ集
ダンタイソンショパン:ソナタ全集手塚氏はこのほかにもべートーベンをモデルにした
ルードウィヒ・B (1)も、描いています。
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