2007.01.30 (Tue)
お知らせ
1月27日に父が他界しました。
「虹のプレリュード」の記事を
タイマー投稿セットしていたことを
忘れていました。
一度、取り下げます。
過去記事にコメントは大歓迎ですが、
しばらく、お返事を書けないかもしれません。
よろしくお願いします。
「虹のプレリュード」の記事を
タイマー投稿セットしていたことを
忘れていました。
一度、取り下げます。
過去記事にコメントは大歓迎ですが、
しばらく、お返事を書けないかもしれません。
よろしくお願いします。
2007.01.16 (Tue)
バレンボイムの言葉 その2「教えられないこと」
先日の続きです。
14日の「バレンボイムの言葉」は→こちらです。
「教えられないこと」
TV番組の中で、バレンボイムが、聴講していた人からの質問に答えて話をした、一部分です。
クレッシェンドがあると知るだけでは、不十分だ。
どうにかしようと欲することだ。
何かを表現しようとする意志
すべての知識と感性を結集して表現すること
自然の法則や 音の法則について
深い知識と高い意識があれば
魔術ができる
説明するのは簡単だ
クレッシェンドはこうあるべき
リズムはこうあるべき・・・
いくらでも説明できる。
だが、教えられないものがある
音楽を愛する心は教えられない
どれだけ欲するのか
クレシェンドの瞬間 いかに日常を忘れられるか
彼女とケンカしたこと
母親に頼まれた買い物
すべての雑念を忘れられるかどうか
クレシェンドにどれだけ意欲を燃やせるか
そこは教えられない
なぜか
音の不思議は物理を超えているからです。
たしかに、「音楽を愛する心」は、教えられないかもしれません。
音楽を愛する、人を愛する、そういう心は、自らの中から湧き上がる物で、
人に教わって、出来るものではないのでしょう。
「アーサー王と円卓の騎士」の中で、アーサー王が、エレインを愛せなかったというランスロットに向かって言う言葉が思い浮かびました。
「愛は、来るも来ないも、みずから選ぶものだ。
軛(くびき)にはめてむりに牽(ひ)いてくることなど、できるものではない」
たしかに、そうかもしれません。
でも、「愛するきっかけ」は、教えてあげられないでしょうか?
ピアノを始めた子ども達に、
音楽って楽しくて、ピアノを弾くってステキなことで、
そんなことを感じる心を起こすきっかけを
与えることは出来ないものでしょうか・・・
やはり、それには 深い知識と高い意識が必要なのでしょう。
う〜ん、今日の話題には、キリマンジェロのブラック
が合うかな・・・
14日の「バレンボイムの言葉」は→こちらです。
「教えられないこと」
TV番組の中で、バレンボイムが、聴講していた人からの質問に答えて話をした、一部分です。
クレッシェンドがあると知るだけでは、不十分だ。
どうにかしようと欲することだ。
何かを表現しようとする意志
すべての知識と感性を結集して表現すること
自然の法則や 音の法則について
深い知識と高い意識があれば
魔術ができる
説明するのは簡単だ
クレッシェンドはこうあるべき
リズムはこうあるべき・・・
いくらでも説明できる。
だが、教えられないものがある
音楽を愛する心は教えられない
どれだけ欲するのか
クレシェンドの瞬間 いかに日常を忘れられるか
彼女とケンカしたこと
母親に頼まれた買い物
すべての雑念を忘れられるかどうか
クレシェンドにどれだけ意欲を燃やせるか
そこは教えられない
なぜか
音の不思議は物理を超えているからです。
たしかに、「音楽を愛する心」は、教えられないかもしれません。
音楽を愛する、人を愛する、そういう心は、自らの中から湧き上がる物で、
人に教わって、出来るものではないのでしょう。
「アーサー王と円卓の騎士」の中で、アーサー王が、エレインを愛せなかったというランスロットに向かって言う言葉が思い浮かびました。
「愛は、来るも来ないも、みずから選ぶものだ。
軛(くびき)にはめてむりに牽(ひ)いてくることなど、できるものではない」
たしかに、そうかもしれません。
でも、「愛するきっかけ」は、教えてあげられないでしょうか?
ピアノを始めた子ども達に、
音楽って楽しくて、ピアノを弾くってステキなことで、
そんなことを感じる心を起こすきっかけを
与えることは出来ないものでしょうか・・・
やはり、それには 深い知識と高い意識が必要なのでしょう。
う〜ん、今日の話題には、キリマンジェロのブラック
が合うかな・・・
2007.01.14 (Sun)
バレンボイムの言葉 「音楽とは」
今日は「音楽」についてのお話です。
私は数年前から、本業とは別に、
ボランティアで近くの小学校に読み聞かせに行っています。
絵本を読んだり、昔話を語りでしたりしているのですが、
物語を語るとき、「おはなし」がしっかり身体に入っていないと、
口から上手く出てこないことがあります。
「言葉」が出てきても、「おはなし」が出てこない。
そういう時は聞いている方も、イメージが作れず、
言葉は聞いたけれど何を聞いたのかわからないと言うことになります。
音楽の演奏も同じなのではないかしら?っと、最近考えていいたら、
昨日、NHKのBSハイビジョンで、
バレンボイムのマスタークラスという番組があり、
バレンボイムが講師で、ピアノストのランランが生徒で、
ベートーベンの熱情のレッスンを受けるというのを放送していて、
その中でバレンボイムがこんな話をしていました。
レッスンが終わった後、聴講していた人たちの中から、
こんな質問が出た時の答えです。
質問者:「ベートーベンソナタの重要な点はどこでしょうか?」
バレンボイムの答え
正直言って、その質問には答えられないな
音楽と言うのはそれぞれ、相違点を指摘するものではなく
音楽とはすべての要素をまとめるものです
たとえば、こういうとする
ここはリズミカルなパート
情緒的なパート
テクニカルなパート
ムードのあるパート
でも、それは音楽ではない、ただの音です
おもしろい音や美しい音を作り出すだけです
ただの音と音楽の違いはすべてが統合されているかどうか
それぞれ違った要素を抽出するだけでなく
音楽とは常に統合であることを
意識しなければなりません
ところが悲しいことに学校では音楽教育がない
子どもたちは幼少から学外で音楽を習っています
それぞれ違う要素がどう つながっているか教わっている
独立した要素はないと知っている
テンポはテンポだけはでなく
表現は表現だけではない
すべては常に永久につながっている
音楽に勝る教訓はない
「おはなし」も同じです。
ひらがなが読めても、漢字が読めても 「音読」 が出来たって、
「おはなし」にはならないのです。
ただの「言葉」と「おはなし」の違いはまさに
ただの「音」と「音楽」の違いだと思います。
悲しいかな、日本の小学校では、
音楽もお話も楽しむこともなかなか教われませんし、
校外で音楽を習う子ども達がはたして
バレンボイムの言うように
「それぞれ違う要素がどうつながっているか」
「独立した要素がない」
「すべては常に永久につながっている」と
教わっているでしょうか?
いえ、私自身もちゃんと子ども達に指導できているでしょうか。
一夜明けて、バレンボイム演奏のベートーベンの熱情を聞きながら、
考え込んでいる あるまんど です。
私は数年前から、本業とは別に、
ボランティアで近くの小学校に読み聞かせに行っています。
絵本を読んだり、昔話を語りでしたりしているのですが、
物語を語るとき、「おはなし」がしっかり身体に入っていないと、
口から上手く出てこないことがあります。
「言葉」が出てきても、「おはなし」が出てこない。
そういう時は聞いている方も、イメージが作れず、
言葉は聞いたけれど何を聞いたのかわからないと言うことになります。
音楽の演奏も同じなのではないかしら?っと、最近考えていいたら、
昨日、NHKのBSハイビジョンで、
バレンボイムのマスタークラスという番組があり、
バレンボイムが講師で、ピアノストのランランが生徒で、
ベートーベンの熱情のレッスンを受けるというのを放送していて、
その中でバレンボイムがこんな話をしていました。
レッスンが終わった後、聴講していた人たちの中から、
こんな質問が出た時の答えです。
質問者:「ベートーベンソナタの重要な点はどこでしょうか?」
バレンボイムの答え
正直言って、その質問には答えられないな
音楽と言うのはそれぞれ、相違点を指摘するものではなく
音楽とはすべての要素をまとめるものです
たとえば、こういうとする
ここはリズミカルなパート
情緒的なパート
テクニカルなパート
ムードのあるパート
でも、それは音楽ではない、ただの音です
おもしろい音や美しい音を作り出すだけです
ただの音と音楽の違いはすべてが統合されているかどうか
それぞれ違った要素を抽出するだけでなく
音楽とは常に統合であることを
意識しなければなりません
ところが悲しいことに学校では音楽教育がない
子どもたちは幼少から学外で音楽を習っています
それぞれ違う要素がどう つながっているか教わっている
独立した要素はないと知っている
テンポはテンポだけはでなく
表現は表現だけではない
すべては常に永久につながっている
音楽に勝る教訓はない
「おはなし」も同じです。
ひらがなが読めても、漢字が読めても 「音読」 が出来たって、
「おはなし」にはならないのです。
ただの「言葉」と「おはなし」の違いはまさに
ただの「音」と「音楽」の違いだと思います。
悲しいかな、日本の小学校では、
音楽もお話も楽しむこともなかなか教われませんし、
校外で音楽を習う子ども達がはたして
バレンボイムの言うように
「それぞれ違う要素がどうつながっているか」
「独立した要素がない」
「すべては常に永久につながっている」と
教わっているでしょうか?
いえ、私自身もちゃんと子ども達に指導できているでしょうか。
一夜明けて、バレンボイム演奏のベートーベンの熱情を聞きながら、
考え込んでいる あるまんど です。
2007.01.08 (Mon)
ニューイヤーコンサート
オーチャードホールにコンサートを聴きに行きました。

東京交響楽団 特別演奏会
キリンニューイヤーコンサート2007
指揮=大友直人
管弦楽=東京交響楽団
テノール=佐野成宏
司会=中井美穂
ベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」
ビゼー:歌劇「カルメン」組曲第1番
ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」"人知れぬ涙"
プッチーニ:歌劇「トスカ」"星は光ぬ"
プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」間奏曲
帰れ、ソレントへ
つれない心
(アンコール 「オオソレミオ」)
考えてみたら、オーチャードホールは初めて。
それに、生の「運命」を聴くのもウン十年ぶりです。
(もしかしたら、小学校の頃以来かな?)
「運命」って日本ではポピュラーだけれど、あまり選んで聴きに行かないからかしら・・・
昔、クラシックファンで、ステレオを買うと多くの人は「運命」のレコードを買ったものですが。
我が家にもふる〜いレコードがあります。
中井美穂さんの司会で、途中に指揮者やソリストへのインタビューが入って、ただ聴くだけのコンサートより、気軽で楽しめました。
プログラムはベートーベンに始まって、ビゼー、
そして、テノールの歌声でドニゼッティ、プッチーニ、ナポリ民謡と並んでいるので、
国がドイツ
→フランス
→イタリア
とだんだんに南に下がる感じでした。
ビゼーはフランス人です。オペラ「カルメン」
で有名なので、スペイン人と思っている方、多いのですけれど。
オペラ「カルメン」はフランス語で作曲されていて、歌もフランス語。
ちなみに、主人公のカルメンは放浪民族のジプシー女ですから、スペイン人ではありません。ホセの出身国ナバラは元王国で(現在のスペイン、ナバラ州)、スペインに統合されたのはカルメンが発表される数年前ということですから、正確にはナバラ人(バスク族)です。
話はもどって、コンサート後半はイタリアの曲。
テノールの佐野成宏氏の歌はたまたま1月3日NHK放送のオペラガラコンサートで歌劇「トスカ」"星は光ぬ"
聴いていたのですが、
やはり生の声は違いますね〜TVで(それも録画で)見たときは、何も感じませんでしたが、肉声がステキでした。
最後のオオソレミオ
をアンコールで歌ってるのを聞いているときは
初めのベートーベン
の「運命」を聞いていたときより、
心も軽く、明るくなっていました。
やはり、生の音は良いですね。

東京交響楽団 特別演奏会
キリンニューイヤーコンサート2007
指揮=大友直人
管弦楽=東京交響楽団
テノール=佐野成宏
司会=中井美穂
ベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」
ビゼー:歌劇「カルメン」組曲第1番
ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」"人知れぬ涙"
プッチーニ:歌劇「トスカ」"星は光ぬ"
プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」間奏曲
帰れ、ソレントへ
つれない心
(アンコール 「オオソレミオ」)
考えてみたら、オーチャードホールは初めて。
それに、生の「運命」を聴くのもウン十年ぶりです。
(もしかしたら、小学校の頃以来かな?)
「運命」って日本ではポピュラーだけれど、あまり選んで聴きに行かないからかしら・・・
昔、クラシックファンで、ステレオを買うと多くの人は「運命」のレコードを買ったものですが。
我が家にもふる〜いレコードがあります。
中井美穂さんの司会で、途中に指揮者やソリストへのインタビューが入って、ただ聴くだけのコンサートより、気軽で楽しめました。
プログラムはベートーベンに始まって、ビゼー、
そして、テノールの歌声でドニゼッティ、プッチーニ、ナポリ民謡と並んでいるので、
国がドイツ
→フランス
→イタリア
とだんだんに南に下がる感じでした。ビゼーはフランス人です。オペラ「カルメン」
で有名なので、スペイン人と思っている方、多いのですけれど。オペラ「カルメン」はフランス語で作曲されていて、歌もフランス語。
ちなみに、主人公のカルメンは放浪民族のジプシー女ですから、スペイン人ではありません。ホセの出身国ナバラは元王国で(現在のスペイン、ナバラ州)、スペインに統合されたのはカルメンが発表される数年前ということですから、正確にはナバラ人(バスク族)です。
話はもどって、コンサート後半はイタリアの曲。
テノールの佐野成宏氏の歌はたまたま1月3日NHK放送のオペラガラコンサートで歌劇「トスカ」"星は光ぬ"
聴いていたのですが、
やはり生の声は違いますね〜TVで(それも録画で)見たときは、何も感じませんでしたが、肉声がステキでした。
最後のオオソレミオ
をアンコールで歌ってるのを聞いているときは初めのベートーベン
の「運命」を聞いていたときより、心も軽く、明るくなっていました。
やはり、生の音は良いですね。
2007.01.03 (Wed)
ピアノの音
昨日、あるTV番組で
スタインウエイ+ストラディバリウスと
中古のピアノ+一万円のバイオリンを
聞き比べて解かるかと言うのをやっていました。
TVの音ですから、実際と違うとは思ったけれど、
真剣に聞いてしまいました。
曲はベートーベンのスプリングソナタ。
映像無しで、演奏を聴いて、
芸能人がどちらが値段が高い楽器か当てるのです。
私はバイオリンの音の聞き分けには自信がなかったので、
ピアノの音だけを聞き取っていました。
あきらかに、違う・・・
言葉では言い表すのが難しいですが、違うとしか言えません。
番組で使用した中古のピアノも中古で90万と言っていましたから、
それほど悪い物ではなかったと思います(さすがにメーカー名は出していませんでした)
ウィーンに居た時、
借りていた部屋はピアニストであり、教授でもあった、
ハンス・カン先生(私は弟子ではなかったけれど)の、お部屋だったので、
お部屋にベーゼンドルファーのグランド入っていて、
それを使わせてもらっていました。
家主であるカン先生は時々、ジーンズ姿で現れて
「ピアノの調子どう?」とか
「こんど、新しく自分のを買ったから、
あまったのと入れ替えるから」とか
言いながら、突然現れるので、あせりました。
プライベートの時は教授然としたところがなく、親しみやすい、明るい方でした。
試験の時は会場に
スタインウエィとベーゼンドルファーとヤマハの
3台があって、好きなのを選べました。
私はベーゼンの深みのある音色が好きだったので、
たいていはベーゼンを選んでいました。
結局、音って、好みなんですよね。
昨日の番組でも、
安い組み合わせの楽器の方が良い音だ!と
言い切った芸能人が何人かいましたが、
(回答を聴いて愕然としていましたけれど)
本人がそう思ったら、それでいいのではないかな?と
思ってしまいました。
演奏する方にとっては、弾きやすく、
自分の思いが音に素直に出てくれる楽器が
一番いいのですけれど・・・
スタインウエイ+ストラディバリウスと
中古のピアノ+一万円のバイオリンを
聞き比べて解かるかと言うのをやっていました。
TVの音ですから、実際と違うとは思ったけれど、
真剣に聞いてしまいました。
曲はベートーベンのスプリングソナタ。
映像無しで、演奏を聴いて、
芸能人がどちらが値段が高い楽器か当てるのです。
私はバイオリンの音の聞き分けには自信がなかったので、
ピアノの音だけを聞き取っていました。
あきらかに、違う・・・
言葉では言い表すのが難しいですが、違うとしか言えません。
番組で使用した中古のピアノも中古で90万と言っていましたから、
それほど悪い物ではなかったと思います(さすがにメーカー名は出していませんでした)
ウィーンに居た時、
借りていた部屋はピアニストであり、教授でもあった、
ハンス・カン先生(私は弟子ではなかったけれど)の、お部屋だったので、
お部屋にベーゼンドルファーのグランド入っていて、
それを使わせてもらっていました。
家主であるカン先生は時々、ジーンズ姿で現れて
「ピアノの調子どう?」とか
「こんど、新しく自分のを買ったから、
あまったのと入れ替えるから」とか
言いながら、突然現れるので、あせりました。
プライベートの時は教授然としたところがなく、親しみやすい、明るい方でした。
試験の時は会場に
スタインウエィとベーゼンドルファーとヤマハの
3台があって、好きなのを選べました。
私はベーゼンの深みのある音色が好きだったので、
たいていはベーゼンを選んでいました。
結局、音って、好みなんですよね。
昨日の番組でも、
安い組み合わせの楽器の方が良い音だ!と
言い切った芸能人が何人かいましたが、
(回答を聴いて愕然としていましたけれど)
本人がそう思ったら、それでいいのではないかな?と
思ってしまいました。
演奏する方にとっては、弾きやすく、
自分の思いが音に素直に出てくれる楽器が
一番いいのですけれど・・・
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