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2008.05.09 (Fri)

ラ・フォル・ジュルネ2008

先日記事に書いた「ラ・フォル・ジュルネ2008」
欲しかったチケットがあっという間に売り切れて、すねていまして・・・
ずっと忘れていたのですが、
やっぱり行ってみようかと、連休前にまだ売っているチケットを検索。
2公演ほどゲットして、出かけました。
Schubert1

今年のテーマはシューベルトとウィーン

ひとつめの公演は朝9時15分開演

 ホールC(1490席)でのコンサート
  フィルハーモニア台湾 
  ヨハネス・ヴィルトナー指揮
  シューベルト交響曲第4番ハ短調D417「悲劇的」
  ベートーベン交響曲第5番ハ短調作品67「運命」


ヴィルトナーさん巨体で大きなモーションの指揮。
見ていて気持ちがいい。
そして、シューベルトが思ったより良かったです。
輪郭がはっきりしていて、とても聞きやすい。
あまり演奏されない4番ですが、
聴いていて、涙が出そうになりました。
なんとなく、シュベルトさんのべトベンへの
苦しいほどまでにあこがれた気持が伝わってきた感じでした。

そのあとの、「運命」は今まで聞いた中で、一番テンポ取りの早い運命で、
またそれはそれで、運命に追いかけられて翻弄している感じが出ていて面白かったです。

violin8分音符(*゚▽゚)x2Beamed-11:Green(色付-暗い背景用)violin8分音符(*゚▽゚)x2Beamed-11:Green(色付-暗い背景用)violin8分音符(*゚▽゚)x2Beamed-11:Green(色付-暗い背景用)

一度広場にでて、軽く食べてワインを飲みました。
この辺は次回にまとめてレポしますね。
ちょうど、広場のミュージックキオスクでピアノ演奏が聴けました。
Schubert3

曲目はシューベルトのアムプロムプチュ
作品90の3番続いて2番それから4番
演奏していたのはフィリップ・カサール氏


ワインを飲みながら、おつまみ食べながら、(それも立ち食い)聞くシューベルトもなかなかです。
広場なので音はマイクを通してでしたが・・・
最後にモーメントミュージカルを弾いていましたが、
ふたつ目の公演の時間が迫ってきたので、
食べ終わったものを片づけて、次のホールへ。
ピアノ  ピアノ  ピアノ

2つ目の公演は12時15分開演

 ホールA(5004席)
   東京都交響楽団 
   小泉和裕指揮
   ベートーベン「フィデリオ序曲」
   シューベルト交響曲第3番ニ長調D200


5004席という大きなホール!
サントリーの大ホールも東京芸術劇場もたしか2000席くらいだから、
倍以上ある!!
入ってみたら、広い広い・・・やっとの思いで席にたどり着く感じ。
これで、音はいいのだろうかとちょっと不安に・・・

しかし、始まってみると意外と音響がよくて、
フィデリオは面白く聞けました。
シューベルトはなんかぼやけて聞こえてしまって、
さっきの4番の演奏が良かったからなおさらなのか、
間にワインを飲んでしまったせいなのか、
シュベルトの「天国的な長さ」を実感(?)

ピアノ ♪ ピアノ ♪ ピアノ ♪

 
そのあと、有料チケットの半券を持っていれば聞ける
マスタークラスのレッスン聴講。

  会議室G402
   講師 フィリップ・カサール
  シューベルトのソナタイ短調作品143 D784から一楽章
  生徒は音大2年の島千晶さん


会議室に一台のスタインウエイ。
椅子が100席ほど。立ち見が50人以上いたかしら。大人気のマスタークラスレッスンです。
講師のカサール先生。
さっき、キオスクでアムプロムプチュを弾いていた方です。
生徒の島さんはたしかピアノぴあに出演していたと思います。
12,3分ある一楽章を、きれいにまとめて弾いていました。
ところが、カサール先生にかかると、音に奥行きがでて、色彩がはっきりして、
この曲、こんなに素敵な音で弾かれたらたまらない!と思いました。

冒頭の部分。島さんが情感たっぷり弾いたら、カサール先生はそれをあえて止めさせて、「平坦に、灰色で、何もない、上も下も奥行きもない世界」とし、そのあとの葬送行進風のところで
「動き出した世界、遠くから死者の列がくる、深い悲しみ」と説明。そして、「黒澤明監督の『夢』という映画みたことある?あんな世界だよ」と言っていました。
あの映画1990年ですから、若い彼女は2,3歳?知るわけないよね・・・

フランス系の先生は特に音色にこだわると聞いたことがありますが、
まさにこれですね。
あの音はテレビで見てもわからないとつくづく思いました。

そのあとの、ジャン=クロード・ベヌティエ氏のレッスンも見たかったのですが、
時間切れで、帰ることに・・・
後ろ髪ひかれる思いでした。

次回、屋台村で食べた物のレポ書きます〜

EDIT  |  10:48  |  コンサート  |  TB(0)  |  CM(4)  |  Top↑

*Comment

シュベルト祭りで、シュベルトさんとは仲良くなれました?
思えば、「即興曲」や「楽興の時」なんかは、ちょっと手を伸ばせば届きそうな憧れの曲として、みな喜んで練習してたはずなんですよね。
でも、ソナタあたりでコイツとは仲良くなれそうもない、交響曲でもその意識は強まり、すっかり苦手意識を持ってしまったなぁと。
いつの間にやら全面的にダメな気がしてたけど、よく考えたら好きな曲もあったっけってのを、読んでて思い出しました。
祭りに乗じてCDとか聴いてみたけど、美しい〜。でもダメだ、疲れた〜。
特に、長いのはもうどうしようもなく耐えられず、すぐ飽きちゃう子供みたいになってしまいます。
やっぱ、根本的にあの純朴さは、気恥ずかしいというか、邪悪な私の心には無理があるのかナ。まだまだ仲良くなるのには時間がかかりそう。
おっ、次回は、あの「爆弾玉」登場なるか?(笑)
ドルチェ |  2008.05.11(日) 03:20 |  URL |  【コメント編集】

■ドルチェさん

シュベルトさんを再認識しましたが、
仲良くというとやっぱりな〜
なんで、コンパクトにまとまってくれないかなとおもっちゃう。

のだめで弾かれて有名になったシュベルトのソナタも、
のだめバージョンは短く編曲してるよね。
最近そっちのバージョンで発表会とかに弾く子が多いらしい。

それって、あり?とおもいつつ、
それでもシュベルト弾いてくれた方がいいのかとも思うし。

さて、爆弾玉に行きますか?
あるまんど |  2008.05.11(日) 07:53 |  URL |  【コメント編集】

すてきな一日でしたね〜♪
立ち食いで聞く演奏、マスタークラス、どれもぜいたくなひととき〜♪
フランス人は色ですよね、ほんとうに!詩の朗読でも色を感じます。そしてすごくたくさんの種類の色をかんたんに表現できるんですよね。外国人があれを自分のものにするにはどうしたらいいんでしょうね??ドイツ人は色よりは造形的なものが得意そうでした。
あむ |  2008.05.14(水) 14:49 |  URL |  【コメント編集】

■あむさん

日本人にも西陣織や九谷焼のような、
色に対する表現ができるはずなのですが、
フランス人のそれとは違うと思いました。

確かに、ドイツ人は、造形的なものが得意ですね。
即興的なモーツァルトを弾いていても思います。
ベトベンなんか、実に構築がみごとで、
この人、音楽やっていなかったら、何していたんだろうって思うくらいです。
(道を誤ったら、世紀の犯罪者になりえるんじゃないかと思うくらい)
あるまんど |  2008.05.15(木) 05:20 |  URL |  【コメント編集】

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